イノベーション活動の実績
コンプライアントメカニズムを適用した設計部材が月面探査車YAOKIに採用
株式会社ダイモンが開発した月面探査車「YAOKI」において、素材知見と構造設計・最適化シミュレーション技術を融合したコンプライアントメカニズムを適用して設計した樹脂部材が採用されました。「YAOKI」は2025年3月、民間プロジェクトとして日本で初めて月面での撮影、地球への画像データ送信に成功しました。



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植物由来のポリカーボネートジオールBENEBiOL™の高バイオマスグレードを提供開始
植物性由来のポリカーポネートジオールであるBENEBiOL™について、柔軟性と耐薬品性の両立、耐汚染性、特徴的な触感などの優れた機能は変わらず、さらにバイオマス比率を高めたグレードを2024年10月に提供開始しました。
コークス炉を活用した使用済みタイヤのケミカルリサイクルの事業化検討を開始
2025年度中に資源循環型カーボンブラックの販売を開始することを目指し、香川事業所のコークス炉において、使用済みタイヤをケミカルリサイクルする検討を2024年7月に開始しました。コークス炉を活用し、使用済みタイヤから再生産した資源循環型カーボンブラックを販売することは世界初の試みとなります。
住友ゴムと三菱ケミカルがタイヤ用カーボンブラックにおける資源循環の取り組みで協業を開始
タイヤの製造工程で発生するゴム片および使用済みタイヤの粉砕処理品を用いて、ケミカルリサイクルによってタイヤの主原料のひとつであるカーボンブラックを生産し、再びタイヤの原料として活用する資源循環の取り組みを住友ゴム工業株式会社と協業で2025年1月に開始しました。

鹿嶋市、リファインバース、三菱ケミカル、東洋製罐グループ、キユーピー、カスミの6 者連携で、プラスチック容器の循環を目指す包括連携協定を締結
茨城県内におけるプラスチック容器の循環を目指す包括連携協定を鹿嶋市、リファインバース、東洋製罐グループ、キユーピー、カスミと2025年2月に締結しました。回収された使用済みプラスチックをケミカルリサイクルプラントにて再資源化する実証実験を2025年に開始する予定です。
透明性・信頼性の高いサプライチェーン構築に向けてケミカルリサイクルを対象としたトレーサビリティシステムの実証試験をchaintope社と共同で実施
リサイクル原料となる廃プラスチックの種類などの情報を改ざん不可能な形で適切に管理・共有できる透明性・信頼性の高いサプライチェーン構築に向けて、株式会社chaintopeと共同でトレーサビリティシステムの実証試験を実施しました。
