社長メッセージ
新体制のもと、ステークホルダー
の皆様とともに、より良い未来の
実現に向けた挑戦を始めます
代表執行役社長
ジョンマーク・ギルソン

私たち三菱ケミカルグループは、大胆に新たな一歩を踏み出しました。
前途には、多くの難問が待ち受けています。しかし、これらの課題は私たちにとって大いなる機会でもあります。私たちはこれまでの困難を乗り越え、次のステージに進むことを信じて、挑み続けます。カーボンニュートラルを達成するため、海洋廃棄プラスチック問題を解決するため、病に苦しむ人に希望を届けるため、つまり、KAITEKIの実現をめざして今後も全力で取り組んでいきます。
一方、昨年の状況を別の視点で見れば、興味深い事実が見えてきます。多くの困難や大方の予想に反し、また、通常の開発サイクルでは考えられない速さで、複数の国や企業から手に余る数のCOVID-19ワクチンが新たに提供され始めています。中にはこれまで採用されたことのないような全く新しい技術に基づいたものもあります。経済も、新しい働き方、ショッピング、学習、交流の方法を通じて、この状況に迅速に適応し、回復する道筋を見つけています。
そのために、私たちは、2021年12月、新たな経営方針「Forging the future 未来を拓く」を発表しました。本方針において、グループの成長力を引き出し、卓越したオペレーションを実現するための明確な戦略を定めました。また、2022年4月からグループ全体を「One Company、One Team」として、効率的に一体運営する体制をスタートさせました。
三菱ケミカルグループは、この新体制のもと、株主の皆様、お客様、従業員、地域社会その他すべてのステークホルダーの皆様とともに、より良い未来の実現に向けた挑戦を始めます。