経営方針

三菱ケミカルグループは、2035年のありたい姿を描いた経営ビジョン「KAITEKI Vision 35」、及び2025年度から2029年度の5年間を対象とする「新中期経営計画2029」を策定しました。

当社の強みを活かし収益性を高めるフォアキャストアプローチ 当社が解決できる社会課題を特定しバックキャストアプローチ

KAITEKI Vision 35

2035年のありたい姿

社会課題に最適なソリューションを提供し続け、素材の力で顧客を感動させる「グリーン・スペシャリティ企業」 社会課題に最適なソリューションを提供し続け、素材の力で顧客を感動させる「グリーン・スペシャリティ企業」

5つの注力事業領域とそのVision

私たちの強みが活かせる5つの注力事業領域とそのVisionを明確にし、社会が求める最適なソリューションを提供し続けるグリーン・スペシャリティ企業をめざします。

事業領域:環境配慮型モビリティ データ処理と通信の高度化 食の品質保持 新しい治療に求められる技術や機器 グリーン・ケミカルの安定供給基盤 Vision:化学産業のグリーン化をグローバルにリードする 環境対応に伴うモビリティの進化を素材で支える 半導体高度化のエコシステムを支える おいしさを長持ちさせて食の流通・加工プロセスを支える 新しい治療を医療グレードの高機能素材で支える 事業領域:環境配慮型モビリティ データ処理と通信の高度化 食の品質保持 新しい治療に求められる技術や機器 グリーン・ケミカルの安定供給基盤 Vision:化学産業のグリーン化をグローバルにリードする 環境対応に伴うモビリティの進化を素材で支える 半導体高度化のエコシステムを支える おいしさを長持ちさせて食の流通・加工プロセスを支える 新しい治療を医療グレードの高機能素材で支える

2035年の事業ポートフォリオとコア営業利益イメージ

2035年にはケミカルズ事業のコア営業利益がグループ事業のコア営業利益の合計を上回る

事業 コア営業利益(億円) コア営業利益率 ポートフォリオ変革の方針

実行の組織・プロセス・リソースの全体像

より速く顧客課題を解決するため、社会のニーズと最適なソリューションを徹底的に「つなぐ」

組織:営業・地域 技術・開発 製造 人材:「市場密着」人材 「技術翻訳」人材 「ものづくり」人材 プロセス:社会・顧客と会社を「つなぐ」 ニーズと社内外の技術を「つなぐ」 アイデアと製造を「つなぐ」

新中期経営計画 2029

「事業選別の3つの基準」と「規律ある事業運営の3原則」を用いてポートフォリオ変革と収益改善を実現

事業選別の3つの基準:Visionとの整合性・競争優位性・成長性 規律ある事業運営の3原則:価格政策・投資判断・資産最適化

経営数値目標

FY29目標 コア営業利益(億円)5,700 売上収益(億円)49,500 コア営業利益率12% ROIC8%

事業ポートフォリオ

ケミカルズ事業を成長ドライバーにする

事業セグメント コア営業利益2(億円) CAGR 変化の要点

利益成長計画(5か年の施策効果別)

「規律ある事業運営の3原則」に則した施策実施でコア営業利益を伸ばす

「規律ある事業運営の3原則」に則した施策(1,400億円)

合理化|合理化施策

業務標準化と要員適正化等を通じた固定費削減と運転資金圧縮

現状課題 5か年間の施策とFY29効果目標

社会価値|サステナビリティ

2030年の目標達成に向けて着実に実行

環境との共生に向けたサステナビリティ目標 GHG排出削減の計画と進捗(Scope 1&2)

人的資本|人事戦略

人事戦略を経営戦略に同期させ、人的資本の価値を最大化

求める人材 施策 目標

株主価値|キャピタルアロケーション

安定的な株主還元、財務基盤とケミカルズ事業への積極投資を両立

FY25-29 キャッシュイン30,400億円(営業CF1 96%) キャッシュアウト30,400億円(株主還元・負債返済約20% 設備投資・投融資約80%)

株主価値|株主価値の向上

「規律ある事業運営の3原則」を実行して収益を改善し、持続的に株主価値を創造

成長:伸びる市場×得意な領域 ROIC:5%(FY24)→8%(FY29) 株主還元:配当を基本とした株主還元の強化

2024年11月13日開催 経営方針説明会 資料「Vision & Strategy」

ページトップ